自己のなかの最も自分らしい部分が変容してしまった患者たち.神経内科医である著者が出会った衝撃的な症例の数々は,哲学者が何世紀にもわたって議論してきた謎を解く鍵となる.自己とは何か,脳のどこにあるのか.脳はどのようにして統合された自己を生みだしているのか.「入れ子式階層構造としての自己」がその解答である.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
科学
- 感想投稿日 : 2007年6月1日
- 読了日 : 2007年6月1日
- 本棚登録日 : 2007年6月1日
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