スタイリッシュ・キッズ (河出文庫)

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本棚登録 : 254
レビュー : 18
著者 :
黄色いひよこさん いいな   読み終わった 

こんな青春、あるんだー!と ただただ、驚き。

都心の富裕層の若者たちの姿がまぶしい。ドラマでも出てこないくらい。バブルの頃なんだね。時代に守られて、不安という天井はない感じ。中からエネルギーが湧き出てくる感じ。

私なんかはバブルを享受していない世代だけど、その時代を経験した人たちにとっては今なんてやるせなく感じてしまうのかな。

今読んでもこんなに新鮮なんだから、あと50年後に読まれていたら、ほんとに貴重な資料みたくなっちゃいそう。

大人になるってどういうことなんだろう。守られている中で無茶出来る19、20、21歳のチャコと理恵。それを過ぎれば、今度は守る立場になる。自分もそうなることへの抵抗感。

私もちょっと共感できる。考えるだけで憂うつだったのは、仕事をすることの「大変さ」みたいなものが、世間でネタになって消費されていくみたいな雰囲気。働くということが、その「大変さ」のマーケットに足を踏み入れることのような気がしていた。そんな世界が嫌だなというか、面倒くさいなと思ってたのかもしれないなぁ。

レビュー投稿日
2012年12月27日
読了日
2012年12月27日
本棚登録日
2012年12月27日
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