大体からして、こういう写真とか書画とかを作家が始めたら、『あーあ、終わったな』とか思いません? 芸術家気取りは鶴太郎だけでええっちゅうねん! って感じで。<BR>
ところが、この紀行文は読ませる。緻密に書き切ろうという文章ではなく、気になったところを切り取って書きましたって文章なので、写真の風景を自分でも確かめたくなるんですわ。これ読みながらマルボロ吸ってた、懐かしき学生時代。
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2007年3月31日
- 本棚登録日 : 2007年3月31日
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