裁判員に選ばれた人たちの葛藤や、裁判員制度についても書かれていて、興味深く読みました。実際にみな子のような言動を取る人は、まず居ないのでしょうが。でも、一般市民であるみな子が、裁判員として真実に迫っていく様子はとても面白かったです。
そして、主題とも言える介護問題。
自分も数年後には当事者かもしれない・・・
みな子の現状を見ていると、暗澹とします。高齢者はお金がないと生きにくい現状。そんな中で家族としてどう
暮らしていくのか。自分が介護される側ならどうか。考えさせられます。
重いテーマですが、とても読みやすくて一気読みでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年9月9日
- 読了日 : 2014年6月6日
- 本棚登録日 : 2014年6月7日
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