感じる言葉 オノマトペ (角川選書)

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  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2015年8月22日発売)
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 「オノマトペ」とは「擬音語」・「擬態語」・「擬声語」を包括することばです。
日本語には多種多様なオノマトペが存在し、わたしたちの言語生活を豊かにしてくれています。「オノマトペが多いのが日本語の特徴のひとつ」という知識は、すでに持っている人も多いのではないでしょうか。
 では、そのオノマトペがどのようにでき、いつごろから使われ、どのような意味変遷をたどってきたのか、気になったことはありませんか?
日本の教育を受けてきた皆さんは、教科書の古文を読んでいて、現在使われているようなオノマトペに出会ったことはありますか?
この本では、現在使われているいくつかのオノマトペの語史を丁寧に紹介してくれています。各章末には、意味変遷を図式化したものも掲載されているので、日本語学専攻でない方にも十分わかりやすく書かれているかと思います。
 今回ご紹介したこの本は「語史」にフォーカスしていますが、同著者の『オノマトペがあるから日本語は楽しい 擬音語・擬態語の豊かな世界』(平凡社、2009)では、日本語オノマトペについて身近な例を見ながら概観することができます。こちらは図書館本館には置かれていないようですが、併せてお読みになることをおすすめします。
 普段何の気なしに使っているオノマトペ。その歴史やしくみを知ることで、自分が発する言葉がいつもよりも鮮やかに感じられるかもしれません。

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読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 平成30年度スタディ・アシスタントお薦め図書
感想投稿日 : 2018年12月21日
本棚登録日 : 2018年12月21日

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