もう10年以上前に書かれたものなので、発売された当時は衝撃的な書だったと思うが、今読んでみると特に目新しい箇所はない。
ただ、日中韓の3国の国民感性を持つ作家というのは貴重な存在で、数々の実体験談は、どんな理屈よりもわかり易く、説得力があります。
呉善花さんのことも取り上げていて、正当に評価しているところも共感出来ました。
作者が「韓国は日本より20年どころか150年遅れている(経済とかではなく精神的に)」と指摘されているのをどう受け止めるかで、韓国の未来の明暗は別れるでしょう。
韓国民の皆さん、真実を直視して認める勇気、これが本当にプライドを持つということです。
内弁慶ではいつまでたっても世界で相手にされませんからね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ワールド
- 感想投稿日 : 2011年6月20日
- 読了日 : 2011年6月20日
- 本棚登録日 : 2011年6月20日
みんなの感想をみる