クリムト 官能の世界へ (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2018年1月10日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 14
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19世紀末のウイーンに現れるや、絢爛豪華な作風で美術界を代表する画家となったグスタフ・クリムト(1862-1918)。没後100年を迎える今、主要作品のすべてをオールカラーで1冊にまとめました。美しい絵画を楽しみながら、最新研究を踏まえた最新のクリムト論を知ることができる決定版の1冊です!(袖)

クリムトと言えば『ユーディト』や『接吻』の黄金様式だとばかり思っていたのですが、初期にはアカデミック、後期には象徴派的な絵画も描いていたんですね。面白かったです。
また、初期の風景画(特に『沼』)がとても写実的なことにも驚きました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 美術
感想投稿日 : 2018年7月22日
読了日 : 2018年7月22日
本棚登録日 : 2018年7月22日

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