フランスで逮捕状が出されたルソーは、イギリスへ逃亡することになり、ヒュームが温かく迎え入れようとする。生活の手助けをヒュームが申し出るが、ルソーは自身のプライドをむき出しにして、これを忌み嫌う。ルソーの被害妄想に振り回されながらも、大人の対応を続けるが、状況はエスカレートするままで、せっかくの厚意が無下にされてしまうお話。
読み物として面白いが、ルソーの幼稚すぎる言動には読み手までもが辟易するほど。。世間的にも哲学者は「変わり者」が多い印象だが、ルソーは最たる例だなと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月25日
- 読了日 : 2023年6月25日
- 本棚登録日 : 2023年1月2日
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