ここ2年ほど乱歩がマイブームである。そこで読みそびていた作品をこの文庫でまとめて読むことにした。無名時代の短編など萌芽は感じさせるものの退屈な作品も多いので覚悟と寛容さが必要。さて、この作品はミステリーとしては秀逸であるが現代的な視点では内容的に問題がありすぎる。映像化も絶対に無理だし。それでも乱歩世界のバックグラウンドを十分堪能できる一編。
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- 感想投稿日 : 2016年12月20日
- 読了日 : 2016年12月11日
- 本棚登録日 : 2016年12月11日
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