ハイデガーの「存在と時間」の未刊部を、その他のハイデガーの多くの資料から再構成しようとこころみた本。
その昔読もうとして、まったく歯が立ちませんでしたが、著者・木田元さんの「反哲学入門」を経て、ようやく読み切ることができました。
「存在と時間」の再構成となっていますが、そのようなわくわくするようなこころみを軸に、ハイデガーがなにを考え、何をしようとしたのかを追っていくのがとても楽しい本でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
思想・人文
- 感想投稿日 : 2011年8月28日
- 読了日 : 2011年8月28日
- 本棚登録日 : 2011年7月10日
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