「二銭銅貨」「一枚の切符」「恐ろしき錯誤」「二癈人」
「双生児」「D坂の殺人事件」「心理試験」「黒手組」
「赤い部屋」「日記帳」「算盤が恋を語る話」「幽霊」
「盗難」「白昼夢」「指輪」「夢遊病者の死」「百面相役者」
「屋根裏の散歩者」「一人二役」「疑惑」「人間椅子」「接吻」収録。
乱歩氏の初期作品をデビュー作から順番に収録。
また本人の自作解説が全作品に色々付いているので、
当時どんな気持ちで執筆していたか、背景が分かって興味深い。
暗号、密室、本格推理。
日本のミステリ開拓の軌跡の書である。
※そうやってがんばってきたけど、
怪奇趣味とかの方が喜ばれてしまう、という筆者の愚痴も見受けられる
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年6月13日
- 読了日 : 2019年6月9日
- 本棚登録日 : 2019年5月30日
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