半端者(はんぱもん)―ススキノ探偵シリーズ (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房 (2011年3月10日発売)
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本棚登録 : 589
感想 : 61
4

おもしろかった

なにやらおもしろいとは聞いていたススキノシリーズ。
映画もおもしろかったし、いつかは読もうと思っていたのだが、なかなか1から順にお目にかかる機会がなくどーしたもんかなーと思ったいたところ、これはそれ以前のストーリーとのことで、手にとる。

飲んでんなー
ひたすら飲んでんなー
酒漬けの日々、としかいいようがないが、
それでも家庭教師ができてるところが笑える。

飲んでー飲んでー、賭けてー飲んでー
そうやって探偵さんができあがったってとこですか。
老人追い出し問題の決着が意外な決着をみたとこが好き。
あと「ケラー」のマスターが断然魅力的。
こーゆー人のいる店でお酒飲んでみたいですなー。
っつってもバーというもの自体に縁もゆかりもないんだが、おいしいお酒とゆーものには興味あり。
先日カクテルの世界チャンピオンの番組やってましたが
あーゆーひとがつくるお酒とゆーのはホントにどんなもんなんだろーと思うね。

酒と女と暴力と金と、
うーん、いい意味でハードボイルド要素満点でおもしろいっす。
しかし、潜入捜査の女性2人がそろってまだいわゆる半端者の学生2人と関係をもったのはなんのため??
え?ホントに愛なわけ??
そこんのところがイマイチよくわかんなかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2015年11月.12月2016年1月2月読んだ本
感想投稿日 : 2016年2月22日
読了日 : 2016年2月22日
本棚登録日 : 2016年2月22日

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