掏摸(スリ)

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本棚登録 : 1379
レビュー : 257
著者 :
tacbonaldさん  未設定  読み終わった 

主人公は掏摸(スリ)の達人。
その手腕ゆえ、より権力のある悪の目に止まり、抗えない歯車の中で任務をこなすことになる、悲しい小説です。

主人公が悪であり、他には彼を操る絶対的な悪と、どうしようもない女が1人とその子どもがいる。
このあたりの設定は韓国映画に完全一致します。
全編に渡るヒリヒリ感もまた同じ。
何が違うかというと、もうそれは中村さん無二の文章力。やっぱり凄い。
人が、追い詰められた時にどう考え行動するのか、
そういった問答の描写は特に痺れます。

終盤走った感じがあったので、もう少し木崎とのやりとりが見たかったのはありますが。
何にせよ、恐ろしくエンタテイメント!!オススメ。

レビュー投稿日
2013年2月20日
読了日
2013年2月21日
本棚登録日
2013年2月21日
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