人間失格 (新潮文庫)

3.70
  • (1761)
  • (1858)
  • (3164)
  • (253)
  • (66)
本棚登録 : 15975
レビュー : 1946
著者 :
橘さん 小説   読み終わった 

#人間失格読書会 で再読しました。
今回も身につまされて読みました。
読む度に、「これわたしもこうなる…」という部分に気付かされます。過去の恥と罪の記憶…とか。
今回は「すすめられて拒否すると、相手の心にも自分の心にも、永遠に修繕し得ない白々しいひび割れが出来るような恐怖におびやかされているのでした。」でした。わたしもすすめられたものを断るのがほとんど出来なくて…でも大抵、やってみたら良かったなーってことが多いのですが。(でもセールスは断固拒否です!)
「世間とは個人」というのもいつも「そう!」と思うところです。
葉蔵が最後に行きつく空虚な境地にはいつも寂しい気持ちになります。このまま、あとどれくらい生きなければならないのかと思うと、少し恐怖します。

「津島くんは賢かった」という、Twitterの投稿者さんのお祖父さんの弁の呟きを見かけたことがあります。この作品の、学生時代の部分を思い出しました。

レビュー投稿日
2019年6月19日
読了日
2019年6月19日
本棚登録日
2019年2月23日
6
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『人間失格 (新潮文庫)』のレビューをもっとみる

『人間失格 (新潮文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『人間失格 (新潮文庫)』に橘さんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする