偏差値・知名度ではわからない 就職に強い大学・学部 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2012年3月13日発売)
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≪目次≫
はじめに
第1章  就職氷河期と就職差別の構造
  なぜ、「就職できない大学生」が増えたのか?
  「誰でも大学生化」と「女子大生の増加」で採用が混乱
  採用市場の構造を見れば、学歴差別は必然
第2章  実際、「大学」でどう差別されているのか?
  採用プロセスと学歴スクリーニング
  データで徹底比較!赤裸々すぎる就職率
第3章  やっぱりある「学部別」の差別の真相
  数字に歴然と表れた「学部」の差別
  「新設学部は就職に不利」は本当か?
第4章  見えにくい「女子」の就職差別を暴く
  人気企業は「総合職女性」の採用が少ない
  大学選びと同時に知っておきたい就職の現実
  女子の大学選びは、どうあるべきか
第5章  大学の「就職率」は信じられるか?
  行政と大学で進む就職率操作の実態
  「就職率」を信じて志望を決めてはいけない
  大学から就職を取ったら何が残るのか
第6章  東大秋入学ーそして「日本人差別」が始まる
  東大秋入学は、大学入試と新卒採用をどう変えるのか?
  「終わった産業」にしがみつく間に、脅かされる「明日の産業」
おわりに

≪内容≫
知っていたことではあるが、データを基にきちんと分析をしている。書いてあることは、事実として踏まえなければならない。
しかし、ならば、と発想を変えていこう。書いてある通り、二流大学でも狙うべき企業群を示してくれているし、高校生なら、どのような視点で大学選びをすればいいか、明示されているのだから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育
感想投稿日 : 2012年4月8日
読了日 : 2012年4月8日
本棚登録日 : 2012年3月15日

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