一発屋芸人の不本意な日常

  • 朝日新聞出版 (2019年1月4日発売)
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感想 : 3
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タイトル通り、本当に男爵は不本意な日常をおくっていらっしゃる(笑)
一発屋と名がついて以来、見下され感が否めず、一緒に仕事をしてきたテレビ局スタッフにまで、言葉の端々に上から目線、大事にされてない感を感じずにいられないものが、にじみ出ている。
自虐的に語り、そしてそれぞれの話に立派なオチもあって、笑ってしまうけれど、切なすぎる…。
しかし、男爵は、他人から酷い扱いを受け、自虐的に毒を吐こうと、家族を養うために一生懸命働いていらっしゃる。
この本、芸人を目指している、簡単に芸人になれると思っている人が読んだら、きっとその世界の厳しさがわかると思う。

テレビではあまりお目にかかる機会はなくなっているけれど、ラジオ、執筆での活動があるそう。
「ルネッサーンス♪」の芸はもうあまり日の目を見ないかも知れないけれど、随所に笑いが詰まっていてオチもあって、のこの本はなかなか面白く、エッセイ、コラム等の執筆活動の方が実は向いているのかも、と思うのは私だけだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2022年5月29日
読了日 : 2019年5月7日
本棚登録日 : 2022年5月29日

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