エンバーマー。死化粧師 。そういう職業があると知ったのは漫画の中で、どちらかというとオカルトちっくだったりミステリーちっくな物語が多い中で、職業としての死化粧師 。というスタンスは面白かった。中々トリッキーなおにいちゃんが主人公ではあるけれど、エンバーマーとして誰よりも誇り高く「故人の尊厳を守る事と遺族の悲しみを和らげる事」のために、仕事に取り組んでいる姿はかっこよい。「日本では死は治療の失敗ととらえがちで。患者の死後には無頓着なの」。
読書状況:読み終わった
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三原ミツカズ
- 感想投稿日 : 2015年3月30日
- 読了日 : 2015年3月26日
- 本棚登録日 : 2015年3月26日
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