The Remains of the Day (Vintage International)

著者 :
  • Vintage (1990年9月12日発売)
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感想 : 8
5

私の英語力では正直かなり手こずりました
でもkazuo ishiguroの天性の文章力には第一印象ではまり込んでしまっていたので、途中で投げ出すことなく、でも途中何週間もページをめくらない日々などもありながら、数か月かかって最後まで読み終えました
普通のイギリス人でも「ちょっと読みにくい」という感想を持つ英語で終始しているのですらすら読めるタイプではないですが、その‘読みにくさ`ももしかしたら読み手の理解度を成熟させるのに必要な時間として計算されているのかもしれないとも思える、心身にじんわりとIshiguwa worldが染み渡っていくのに酔いしれる時間がなんとも心地よかったです
そしてそんな酔いしれている私にとっては、ラストの落ちがあまりにも意外でしたが、(ここまであれほど重厚な雰囲気だったのに、それ?な感じで)これもイギリス流のブラックユーモアな肩すかしをされたようで、なんだかんだ最後は小さくほくそえんでしまったのもなんだかよかったです
私がとても好きなタイプの文章で、また時間がかかるとは思いますが次はすでにアマゾンで手に入れた彼の新作かでヴュー作、どちらを先に読み始めるか迷っているところです

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: イギリス文学
感想投稿日 : 2011年9月25日
読了日 : 2011年9月1日
本棚登録日 : 2011年9月25日

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