前々から断片的に得ていた情報が、具体的に決定的に書かれていた。
成分的な視点からの「動物性脂肪不要論」、全く持って同感・確信・影響されてしまった。現代社会の食生活が、あたかも正しく当たり前のように捉え、迷いもなく前へ倣え!をしている現状、その危険性に気づき、行動を変えれる唯一の方法は、やはり学びだけだなと感じた。
家畜の過酷な飼育状況、扱われ方、工場のような処理場、何もかも効率最優先になっている。ただ、その弊害として、負の要素が我々に返ってくる。結局、誠実さのない効率化は、長期的に見て効率が悪い事がわかる。
現代のマーケット、外食産業などの状況から、ヴィーガン(完全菜食主義者)になるには、かなりの不便を強いられる。自宅ならまだしも、外に出ると、食べれるものがかなり制限されてしまう。ただそうであっても、ヴィーガン精神を持って生きる事により、そうでない人より、多くの恩恵が得られるものと思う。
この本を読み、ただ現状を知るだけで、自然に行動を変える事ができる。この本を読んだ上で、映画「いのちの食べかた」なんかを見ると、かなり多くの学びを得ると思う。
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- 感想投稿日 : 2012年5月14日
- 読了日 : 2008年7月24日
- 本棚登録日 : 2008年7月24日
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