大名の側室となり、国許から江戸へ出た、庄屋の娘・もみじ。藩主の寵愛を受け幸せに暮らしていたが、男児を生んで以来、正室の態度が一変する。その後、国許の村は怪しい気配に包まれた。化け物退治を得意とする京嵐寺平太郎は、藩主からの懇願を受け、妖刀茶丸を携えて、三つ目入道、白狐のおきんら妖怪仲間と村に向かう。そこで平太郎は哀しい事実を知ることになる――。切なさが胸に迫る、書き下ろしシリーズ待望の第5弾。
(2015年)
— 目次 —
第一話 池女房
第二話 人喰い
第三話 もみじ姫
第四話 鬼女もみじ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年4月14日
- 読了日 : 2016年4月14日
- 本棚登録日 : 2016年4月1日
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