五月のある日曜日。大工の鉄治から、突然ドライブの誘いを受けた絵描きの利里子。四十二歳の利里子は、人との関係に疲れていた。互いの愛犬を伴って出掛けた小旅行の一日、世の中に多くを期待しない二人が交わす会話は、いつしか人生の真実にそっと触れはじめるーー。穏やかな喜びと感動が胸に満ちる、島清恋愛文学賞受賞作。
(2000年)
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年3月17日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年5月20日
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