なぜかとても心が安らいだ。
一語一語が私に寄り添ってくれているかのような、とても心地よい時間。
特に「自分と出会う」が好きだ。
「自分のこころはもしかすると他人のこころよりも分かりにくい。」
という言葉を読んで、そうなのかと驚いた。
というより、私は自分のこころも、他人のこころもよく分からない。
でも少しずつ自分のことが見えてきたかなとも思っていたのだけど、この先にはさらなる混沌があるのだろうか。
「ほんとは誰でも自分とつきあうのは大変なんじゃないか。」
という言葉には、嬉しくなった。
私だけじゃないんだ、という情けない喜び。
私にとって身近でないテーマも、すんなり受け止められたように思う(錯覚かもしれないけれど)。
それはきっと、的確なのにやわらかい言葉で綴られているからじゃないだろうか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年7月17日
- 読了日 : 2012年7月17日
- 本棚登録日 : 2012年7月15日
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コメント 2件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/07/18
takanatsuさんのコメント
2012/07/19