号泣する準備はできていた (新潮文庫)

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本棚登録 : 9013
レビュー : 688
著者 :
takanatsuさん  未設定  読み終わった 

「かつてあった物たちと、そのあともあり続けなければならない物たちの、短篇集になっているといいです。」とあとがきにあった。
なっていたと思う。
何故かとても落ち込んでしまった。

読んでいる間は、静かな物語の中の憂鬱にぷかぷかと漂っているような心持ちだった。
泣き出したくても、泣く勢いはなくなってしまったような寂しさだと思った。
『号泣する準備はできていた』というタイトルが、激しい感情を伴った言葉という印象から、号泣出来なかった女性のつぶやきのような弱い印象の言葉に変わった。
とてもいいタイトルだなという感想は変わらないけれど。

レビュー投稿日
2012年6月22日
読了日
2012年6月22日
本棚登録日
2012年6月22日
3
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『号泣する準備はできていた (新潮文庫)』のレビューへのコメント

猫丸(nyancomaru)さん (2012年6月22日)

「号泣出来なかった女性のつぶやき」
すっごく微妙な心理ですね。。。

takanatsuさん (2012年6月22日)

あ、いえ、あとがきを読む限り江國香織さんが言葉に込めた意味は違うと思います。
読み終わった時に感じていたことを無理やり言葉にしたので、読み流してください…。

猫丸(nyancomaru)さん (2012年6月25日)

「読み終わった時に感じていたことを」
印象は読んだ時の気持ちで変るかも知れませんね。人目を憚らず号泣して仕舞える人、上手に泣けなくても気持ちの整理が出来る人。どちらの人も、このタイトルから何かを感じそうですね。

takanatsuさん (2012年6月26日)

「どちらの人も、このタイトルから何かを感じそうですね。」
なるほど。泣けるかどうかもその時の心の状況で違ったりしますよね。
大したことないって思っていても本当は苦しくて、涙が出てそれに気づいたりすることもありますし。

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