ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 (14歳の世渡り術)

  • 河出書房新社 (2012年5月19日発売)
3.18
  • (10)
  • (34)
  • (55)
  • (20)
  • (6)
本棚登録 : 626
感想 : 77
3

「14歳の世渡り術」と年齢が特定されているのを無視して読んだ。
内容はやはりちゃんと14歳に向けたブックガイドだった(当たり前か‥)。
「あなたが14歳なら」の言葉に、「いいえ、14歳ではありません」と返すしかないのはちょっと寂しい。

でも、まあ良しということにした。
倍生きてたって知らない本がたくさん紹介されていた。(私の不勉強故だろうけど‥)
とても魅力的に語られていて、「うわぁ、読みたい!」と声を出してしまった本もあった。
もう14歳に戻れないのは仕方ないのだからその辺はあきらめて、読みたいなと思った本を素直に読もうと思う。
それにたぶん、内面の幼稚さは14歳の頃からあまり変わっていないので世渡り術を身につけるべきだろうから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年8月9日
読了日 : 2012年8月9日
本棚登録日 : 2012年8月9日

みんなの感想をみる

コメント 4件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/08/10

「ちゃんと14歳に向けたブックガイドだった」
その頃の私なら、読みたいとは思わなかっただろう本が一杯(勿論味読です)。意外と真面目なガイドブック(未だ読み終えてません)。
「世渡り術を身につけるべきだろうから」
語感が、何となく好きじゃないのですが、世渡りが出来るって言うのは、常識をナナメから見て疑って掛かれるコトだと思えるようになった今日この頃です。。。

takanatsuさんのコメント
2012/08/10

「その頃の私なら、読みたいとは思わなかっただろう本が一杯」
私もです。というより14歳の私はまずこの本を手に取らなかったと思います。
これも成長と言えるのでしょうか?
「常識をナナメから見て疑って掛かれるコトだと思えるようになった今日この頃です。。。」
騙されないように、または自分の都合よく物事を進めるようにということでしょうか?
私はこの本の中のオススメの本とオススメ文を読んで、自分の土台を作れと言っているなと思いました。
いろんな人の思惑がぶつかり合う世の中で、簡単に折れたり揺れたりつぶれたりしていたら路頭に迷ってしまうわけで、ちゃんと人間のこと、世界のことを知っておくべきだということなのかな…と。
それはたぶんこれから社会に出ていく14歳に向けての世渡り術だからなんでしょうけれど。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/08/10

「自分の土台を作れと言っているなと」
そうですよね。足元をシッカリさせないと、イザと言う時に踏ん張れませんから。。。
私が思っていたのは、多きに流されないように、自分の頭で考えられるように。と言うコトです。

takanatsuさんのコメント
2012/08/10

「自分の頭で考えられるように」
そうですね。とても大切なことだと思います。
ただ時々、ちゃんと自分で考えてるのか不安になることがあります。
流されていないと言い切る自信がないというか‥。
人の言葉を否定するのは勇気が要りますし、なかなかうまくいきません。情けない限りです。

ツイートする