病院坂の首縊りの家(上) 金田一耕助ファイル20 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (1978年12月15日発売)
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感想 : 53
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 巷では『ビブリア』のドラマ化のキャスティングの是非が話題のようだが、映像と原作は別物と考える私からすると、不毛な議論に思えて仕方ない。
 原作。コミック。そしてドラマ。
 子供につきあって、すべてに目を通したが、まあそれぞれいいのではないか。

 それより世の中には色々な失敗作がたくさんある。

 原作のイメージぶち壊しの設定変更。
 芸能界の事情丸出しのキャスティング。
 時間やスポンサーの縛りで変わるストーリー。

 若いころはその一つ一つに目くじらを立てていたものだが、
 裏切られ、
 失望し、
 幻滅し、
 そのようなもの、と思えるようになってきた。
 
 映像と原作は別物。
 うまくいくこともあるし、逆もある。
 
 
 さて、私の金田一耕助との出会いと言えばドラマ。
 古谷金田一のドラマをよく見ていたが、原作を読んだのはそのずっと後だった。
 したがって、原作を読みながらも、あの映像が思い浮かんでは来るが、決して邪魔ではない。どちらかと言うと、映像を見たことがない人は金田一の姿恰好など想像しにくいのでは、と思える。
 
 お釜帽???と。

 
 そして、あの音楽。
 懐かしい。
 


 しかし。
 この作品、劇場まで足を運んだはずなのだが、まったく中身を覚えていない。
 タイトルの強い印象は忘れがたいのだが。

 さて、後半はいかに。
 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年4月7日
読了日 : 2013年4月7日
本棚登録日 : 2013年4月7日

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