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読み終わった
自分は60年代の生まれだが、すでに「平成」のほうが長くなってしまった。
著者と自分との年齢差があるため、自分の記憶に残っている昭和の風景と、本書の昭和の風景はまるで異なるのだが、本書の風景から伝わってくるような「ぬくもり」が、私の住んでいた東京の下町にはまだかろうじて残っていた。
そんな、かすかにしか嗅ぐことのできない子供時代の昭和のにおいを思い出させてくれた。
- レビュー投稿日
- 2017年11月5日
- 読了日
- 2017年11月5日
- 本棚登録日
- 2017年11月5日
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『昭和夢草紙 (新潮文庫)』のレビューへのコメント
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