ブクログのカバー写真はまるで違う作品のカバーで、実際の福武文庫の装丁はなかなか素敵である。
それはともかく、古今東西の糞尿譚に関する知識を縦横に披露していて面白い――前半までは。本人の痔話を展開する「外科病院にて」以降は読むのがしんどく、えらい時間をとられた。
それはともかく、本文庫1冊読むより、大谷崎の「厠のいろりろ」一編を呼んだほうが実になる(個人の意見です)。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年6月28日
- 読了日 : 2021年3月31日
- 本棚登録日 : 2019年6月28日
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