君の膵臓をたべたい

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本棚登録 : 8507
レビュー : 1264
著者 :
たかせさん 小説   読み終わった 

話題作、読んでみようと思いつつ、パラパラ見ては文体がストンと来ないな…と手にとっては棚に戻し、を繰り返していた。最近また本を読むようになって今なら読めるかもと挑戦。

やっぱり文体は苦手で、とくに会話の感じがどうにもだったけど、まんまと後半泣かされました。

恋愛ものなのだろうと思いこんでいたけれど、ひとことでは言い表せない関係だったのも良かった(あえて一言で言うならそれこそ「君の膵臓を食べたい」ということなのだろう)。

人と関わりを持たず受け身で生きてきた主人公が、自分で選択して生きてきたのだと確信したところがよかった。
それはね、生きる上でとても大事なことだと思うので。

主人公の名前が【 】で場面ごとに違う呼ばれ方をしているのが面白かった。これはあくまで語り手の主人公の解釈なのだろうな、「言葉は往々にして発信した方ではなく、受信した方の感受性に意味のすべてが委ねられている」と本文中にもあるように。

レビュー投稿日
2019年3月16日
読了日
2019年3月16日
本棚登録日
2019年3月16日
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