男子の品格 (1) (サンデーうぇぶりSSC)

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本棚登録 : 11
レビュー : 2
著者 :
タカツテムさん マンガ   読み終わった 

男子校が校則変更により突如全生徒が女装とか出落ち以外の何物でもないね!
一応メインとなる太刀川辰祈だけは女装が似合っているものの、その他は総じて女装が似合っていない点は「まあ、普通そうだよなぁ」と妙な納得をしてしまう

男子生徒の女装が決行された理由として、素行不良の生徒を女の子になりきらせることで淑女らしさを手に入れ矯正させる目的が語られる。が、そもそも素行不良な生徒だらけの学校で女装を強行したのに反対の声を上げた生徒が1名しか確認できないって時点で、ここまでの蛮行しなくても程々の改革を積み上げていけば風土の回復はできたんじゃない?と思わなくもない


本作の奇妙な面白さとしては辰祈の性格が挙げられる。舞台となる学校で唯一女装が似合っていて女装に対してノリノリな辰祈だけど、非常に「男」らしい心を持ち合わせている。
やりたい事もなく、ただ日々をこなしていただけで特別ではなかったと述懐する辰祈。そんな辰祈だから女装を頼みたいなんて無茶を言われた瞬間から、女装を使命だと大見得切って言えてしまう辰祈は見た目も仕草も女性的なんだけど心がどこまでも男らしさに溢れている。その心意気は女装に反対の声を唯一上げていた剣崎が惚れ惚れとしてしまう程の男っぷりなのである

その後の話も基本的に女装した辰祈が男らしさを示す展開が続く。淑女らしさはどこへ行った?と突っ込みたくなるが、辰祈の潔さとカオスな世界観によってそこら辺は割とどうでも良くなってくる

もう一つ奇妙な面白さを上げるとするなら、このような女装モノなのに辰祈が普通に女性教師の鎧塚さとりに恋してしまう点だろうか。他の男子生徒が辰祈の男らしさに惚れるとかじゃないんだとか意外に感じてしまった
でも、男性が苦手なさとりと男らしさに溢れる辰祈のふれあいはどこか初々しさが感じられ、それはそれで楽しめる内容になっている

レビュー投稿日
2018年8月27日
読了日
2018年8月26日
本棚登録日
2018年8月22日
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