ハプスブルクの宝剣 下 (文春文庫)

4.14
  • (50)
  • (27)
  • (31)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 288
レビュー : 18
著者 :
タカツテムさん 歴史小説   読み終わった 

 最初の頃に提示されていた情報が意外な伏線になっているのに気付いた時は非常に驚いた。エドュアルトが当初望んでいた救いを手放して、ユダヤの教えに戻るという展開はとても納得できるものだった。
 ただ、もっと大勢の人物が恋愛関係に絡んでくるかと思えば、エドュアルト、テレ―ぜ、フランツに終始されていたのは残念に思う。
 物語は主人公エドュアルトの苦役から回心までを描いている。史実を基にしたものとしては粋を極めた名作である。細かい点まで調査されたストーリーは決して読者を飽きさせはしないだろう。今後はこういったジャンルにも手を出してみたくなった。
 果たしてエリヤーフーは最後どうなったのか。個人的にあれはガンジーの死を思い出させる死に方のため、私としては非常に気になってしまった。

レビュー投稿日
2016年8月31日
読了日
2007年5月6日
本棚登録日
2014年10月25日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『ハプスブルクの宝剣 下 (文春文庫)』のレビューをもっとみる

『ハプスブルクの宝剣 下 (文春文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『ハプスブルクの宝剣 下 (文春文庫)』にタカツテムさんがつけたタグ

ツイートする