あまんちゅ!(6) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)

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本棚登録 : 696
レビュー : 27
著者 :
タカツテムさん マンガ   読み終わった 

夏休みも終わり秋が始まる6巻。季節の変わり目ということでダイビングスーツに関するあれこれが描かれた第31話は印象的なエピソード
ダイビングスーツは高価だからできるだけ修繕し使い回さなければならないが、もし手が届くならオーダーメイドのドライスーツも欲しくなる。親に電話して購入費を工面するぴかり達の様子はちょっと微笑ましい
ただ、新たに購入するということは以前有った物を捨てる意味でも有り。これまでも使っていたスーツを前にひっそりと佇む誠は哀愁に溢れていたね
……まあ、結局以前のスーツは捨てず、修繕して再利用していずれ来る新入部員のために取っておくことになったようだけど。こういった面は部活動の良い面かもね

第32話ではてこの珍しい一面が。そういえば、てこから見たぴかりというのは何度も描かれてきたけど、ぴかりから見るてこの姿をじっくり描いたのって今回が初めてだっけ?
キャラクターの心の内が見える読者からすればてこはおどおどしている時が多いために頼りない感じに見えてしまうことも有る。けれど、冒頭で示されたように何もしていなければ美人さんであり、ぴかりと同等かそれ以上の運動能力を持っている一面があることも見えてくる
が、活動的なぴかりからすればすぐに諦めてしまうてこの様子はやっぱり勿体無いと感じてしまう部分はあるわけで。ちょっとしたアイディアからてこにきちっと実力を出させ、その上で運動を「楽しい」と感じさせたぴかりはナイスアシストだね

第34・35話は文化祭前夜を舞台としたかなりファンタジー色溢れる話
……正直、このエピソードをアニメで見た時あんまりにもそれまでの話の空気感と違うものだから上手く受け入れられず楽しめなかった。だから、原作で読めば何か印象が変わるかなと思っていたけど、あまり変わらなかったのは残念……
普段は昼間しか立ち入れない学校空間に泊りがけで楽しい作業をし、翌日の文化祭に思いを馳せる。それは確かに「時間よとまれ」と思いそうになる瞬間では有る。その想いが高まりすぎれば超常に出会ってしまうこともあるかもしれない。それにしたって突然現れる謎の少年というのがあまりにも脈絡が無さ過ぎるように感じてしまう……
ピーターのエピソードは巻を跨いで描くようだし、ちゃんと最後まで読めば何かしら思うところくらいは有るのかな?

第36話は本作にしては珍しい方向性のエピソード。でも、そうだよねダイビングといったら水着を着て活動することは多いわけで、今回のようにうっかりからちょっとしたハプニングに発展するなんてよくあることだよね(笑)
だから、今後も時々はこういうエピソードやったって良いのですよ、なんて

レビュー投稿日
2019年8月27日
読了日
2019年8月26日
本棚登録日
2019年8月4日
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