魚のように川を上りながら出奔した姉にまつわる思い出を回想して、後を追うように弟も家を出る。たまに土手沿いをウォーキングしていると、ふと忘れていた過去を思い出す事があるけど、歩く動作にはそうした力が秘められているのかなと思う。中脇初枝さんのデビュー作。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
家族
- 感想投稿日 : 2015年5月1日
- 読了日 : 2015年5月3日
- 本棚登録日 : 2015年5月1日
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