森鷗外の短編集。どの作品も現代に通じるテーマを描いていて、100年前に書かれたとは思えませんでした。興津弥五右衛門の遺書などは文語体で難しかったですが、注釈を頼りに読み通すことはできました。
一番面白かったのは最初の「杯」。神秘的な文章に心を奪われました。鷗外の無限の知識が溢れ出ているような文体が印象的でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2017年10月21日
- 読了日 : 2017年10月21日
- 本棚登録日 : 2017年10月21日
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