短めの小説がいくつも載っていて、それを林先生が解説するという形式です。学の無い自分でも、作品を読んだあとに解説を読むことで、作品に対する理解を深めることが出来ました。さらに、文学の読み方そのものを学ぶこともでき、これからの読書生活に大いに役立つ一冊でした。一つ残念なのは、解説の部分が少ないということです。解釈の仕方に正解は無く、自分の頭を使って考えることが大切だ、という林先生のメッセージでもあると思うのですが、やはりもう少し多くの林先生が書いた貴重なご意見を聞きたかったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
書評
- 感想投稿日 : 2015年9月17日
- 読了日 : 2015年9月17日
- 本棚登録日 : 2015年8月28日
みんなの感想をみる