久しぶりにエキサイティングな海外事情ものを読んだ。居住歴が長い筆者ならではの観察眼はなかなかないものと思う。スコットランド独立>EU離脱>トランプ当選が一直線で繫がっていることが実感できる。地べたの暮らしが理解できない左派政党の現状が、人々の諦観を生み出し、既成政党離れに帰結する。それはまさに日本も同様だと思えた。今年の必読書の一つ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
硬派
- 感想投稿日 : 2016年11月16日
- 読了日 : 2016年11月16日
- 本棚登録日 : 2016年10月16日
みんなの感想をみる