少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語 (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年2月27日発売)
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本棚登録 : 478
感想 : 54
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ミステリーというよりも、映画(あるいは文学や絵画などを含めた創造するもの)に関わる人たちにとって、その本質的なところを描く作品。
一握りの『天才』にしか見えない、そして手が届きそうで届かない世界があるんだと思う。それを『切り取る』ために己の全てを賭ける。映画「cut」での西島秀俊の狂気に近い言動が想起された。
「光を制するものは映画を制する」ということを僕は映画「セイジ陸の魚」のラストカットとエンドロールで感じた。伊勢谷友介監督の切り取った『奇跡』がそこにある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年11月22日
読了日 : 2014年11月18日
本棚登録日 : 2014年11月18日

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