日本辺境論 (新潮新書)

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本棚登録 : 4905
レビュー : 611
著者 :
takeshishimizuさん 内田樹   未設定

日本というのは少し特異な状況に置かれた国である。日本人は横並びをよしとし、出る杭は打たれる。他国・他人に追随はするけれど、抜き出て目立つことを避ける。にもかかわらず、否だからこそ、深層心理では、自分は特別だと思いたがる。日本には他の国を寄せ付けない独自の文化がある。日本人はそう思っている。表面的な愛国心は見せないけれど、根のところでは日本に強い愛着を持っている。これらは、一般的な日本人が示す傾向なのか、私自身の傾向なのか、私自身は一般的な日本人なのか・・・。日本人がどういう存在であるかを考えたとき、おそらく、間違いないのは以下の点だろう。それは、日本人が漢字(真名)と仮名を使い分けてきたということ。そして、漢字失語症と仮名失語症があるということ、つまり、漢字と仮名は脳の別の部分を使って認識しているということ。それが、日本人に何をもたらしているのか。しかし、どうして日本人は「日本人とは何ぞや」と考えることが好きなのか。そこが、日本人の特質でもあるのだろう。著者自らがあとがきでも言っていることだけれど、途中から私は置いてきぼりになってしまいました。難しい内容だと思うんだけど、どうしていつもいつもベストセラーになるのでしょう?

レビュー投稿日
2015年1月28日
本棚登録日
2015年1月28日
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