第二次大戦中ドイツ占領下のデンマークを舞台にしたユダヤ人の少女とその友達のデンマーク人の少女の物語。日々激しくなるナチスのユダヤ人弾圧を前に、デンマーク人レジスタンスの助けをうけてユダヤ人の少女がスウェーデンに脱するまでを描く。
これは語学学校の課題で読まされたのだが、先生がたまたま結構年を食ったデンマーク人で、彼女の母親の話を聞く機会があったりとても印象深い授業だったのを覚えている。
戦中のヨーロッパの生活状況にも触れているしで勉強にもなった。
おれがスカンジナビアの国々に興味を抱く一つのきっかけにもなった本。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・物語
- 感想投稿日 : 2008年4月21日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2008年4月21日
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