そもそも電波を使ってどうやって情報をやり取りしてるの?っていう基本からわかりやすく解説されていてめっさ勉強になる。
当たり前のように使っているローミング、ビット、バイト、ギガ、IPとかが何かって説明もあり。
5Gは第五世代移動通信システムのことを指す。普通はそう呼ばれない1Gはアナログで、従来型の固定電話の仕組みを無線化し、外でも使えるようにしたもの。2Gはデジタル化され、データ通信が容易になった。3Gはケータイの通信プロトコルが世界標準化されたもの。4Gでは音声通話もパケット交換網に統合された。これらはITUという組織が定義づけたもの。
そして5Gでは、高速大容量、低遅延、多数同時接続が要件となっている。
4GまではB2Cがキーワードだったが、5G以降はB2B2Xがキーワードになる。一般消費者には訴求しない通信技術の進展を、例えばテーマパークが通信事業者に代わって夢として語る。そして身体感覚は地球全体へと拡張され、パノプティコンのような監視社会が実現し、移動が贅沢品になるという大胆な予測をしている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
数学・自然科学
- 感想投稿日 : 2020年12月11日
- 読了日 : 2020年12月11日
- 本棚登録日 : 2020年12月11日
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