全体にシンプルで短い、大前さんの主張がまとまった本。おれが今更になって至った国家観とかを十何年も前に本にして主張してたんだなぁと何とも言えぬ感慨。
一章では自分のライフスタイルとか経歴とか。四つの時間の使い方とか遊びについてなど。
二章ではゼロベースの改革など。生活者の立場が反映されない政治や、ジャンプなどのメディアが与える影響について。
三章ではグローバル化と日本企業。日本の税制が世界から見ると変わっていること、それが決定付ける日本のライフスタイル、それから商品開発について「赤、青、緑を全部ごっちゃにしても黒になるだけ」との示唆。5つのC。
四章は日米関係。海部さんの立ち位置とか、入り組んで行く日米関係、米国産業の実際など。
五章で生活革命と称し、情報共有化によるボーダレス世界、国民国家が変わっていくこと、国家を超えて地域で反映していく道、日本にビジョンが必要なことなど。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会・政治
- 感想投稿日 : 2010年4月29日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年4月29日
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