快楽の哲学―より豊かに生きるために (NHKブックス No.1166)

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俺さん  未設定  読み終わった 

2015.4.12欲望、快楽、幸福という視点から人間を哲学した本。欲望は幸せを与えてもくれるが、同時に破滅をもたらす危険性もある。天使にもなれば、悪魔にもなる。そして人間はこの欲望の噴出を防ぐ術はほとんど持たない。が、理性によって噴出したあとの欲望にどのような選択をするかはある程度あるものだと思う。最高の快楽と述べていた知的快楽においては、その喜びを知ることができた人間は幸福だと思う。なぜならそれは尽きることがない上、破滅に導く類のものでもないと思われるからである。生きるとは欲望ゲーム、生きることは欲することであるが、故にその欲望の内、何が自分を天国に連れて行き、何が地獄に連れていくかを知ることは幸福な人生への第一歩であると思う。哲学的幸福論といえる一冊。

レビュー投稿日
2015年4月12日
読了日
2015年4月12日
本棚登録日
2015年4月12日
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