9月21日テレビドラマ「半沢直樹」の録画を観終えTwitterで感想をエゴサーチしていると気になるツイートを見つけました。
「半沢直樹に勝ちました。現場からは以上です」実際の書店ランキングの写真とそのひと言。「え!?あの半沢直樹の新刊を上回る本!?F!?一体誰だ!?」お恥ずかしながらその時はまだFさんを知りませんでした。とにかく「20代で得た知見」どんな本なのか調べ、まず「男性である」。こういうジャンルで男性は珍しいですよね。
そして普段SNSで人気が出て発売される本は全く買いません。個人的に「メンヘラ」「サブカル」そういったイメージが強いからです。
ではなぜ購入したのか?
その決め手は「20代で得た知見」このタイトルでした
私は今21歳です
世間で言う「大人」を1年と半年過ぎました。
「子供の想像していた大人」
みなさんはどんな大人を想像していましたか?
私は「自由で毎日楽しくキラキラ華やかしい大人」
そんなイメージを描いていました
実際の生活では「時間に追われ、友達と遊ぶ機会が減り、お金も限られ、彼氏をつくる余裕もない。そもそも出会いもない」
毎日なんのために生きてるのか。正直わかりません。
全然『キラキラ』した時間を過ごしていません。
「大人ってなんなんだろう」
そんな疑問の中「20代で得た知見」と出会いました
出会うなんて素敵な言葉を使いましたが半沢直樹のお陰です。笑
実際手に取って読んでみると心が少し軽くなりました。
「大人なんて存在しない」
確かにみんな見た目は大人で中身は子供のままなのかもしれませんね。そう考えると日常生活多少は生きやすくなりませんか?
読み続けると普段私が考えている世界がどれだけ狭かったのか痛感しました。
読み終え「よかった!」「つまらなかった。」とすぐには感じられないと思います。
ただ21の私からして言えることは
「読む、読まないでは人間のおもしろさが変わる」
と思います。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが読み終えるときっとわかっていただけるんじゃないかな?そんな気持ちです。
Fさんの言葉を鵜呑みするのではなく「ひとつの意見として」「考え方として」軽い気持ちで受け入れてみる。そうすることによってそれぞれの人間臭さが生まれるのではないでしょうか。
今私たちは「SNS」と生活する毎日。
周りからの目、評価、見えない何かと戦う日々。
他人のために生きているような真っ暗な世界。
そこに本当の幸せはあるのか
もしくはSNSの中に本当の幸せはあるのか
そんなことも考えました
長くなりましたが最後に
この本とともに年を取る人生も悪くない
ふとした時に思い出す
無責任だけどFさんの優しさがあり憎めない
それが『20代で得た知見』
私はそう思います
一人でも多くの方が自由に楽しい毎日を過ごせますように
P.S.
数年後にきっと、星5になるはず
- 感想投稿日 : 2020年9月27日
- 読了日 : 2020年9月26日
- 本棚登録日 : 2020年9月26日
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