鮮麻呂の乱を別の角度から描写した冒頭から、風の陣とは打って変わって積極的に攻めに転じる蝦夷たちの行動力、戦術の巧みさ、そして阿弖流為を中心にした団結力など、思わず惹き込まれる爽快な上巻でした。
歴史は変えられないと分かっていても、代々の蝦夷たちが夢見た、穏やかな生活を送る日が来ることを願ってしまいます。
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- 感想投稿日 : 2017年12月18日
- 読了日 : 2017年12月18日
- 本棚登録日 : 2017年9月19日
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