学校のレポート
私は今、マッサージのボランティアに行っています。埼玉の実家近くの旧高校校舎に福島県双葉町民が避難しているのです。
現在、若い人々はほぼ出て行き60歳以上の方が多いです。
人生の大半を過ごした町に戻れず、後は死ぬだけ、
と言う老人の言葉に何も返せず、ヒントを求めてこの本を読みました。
また、私の父は設計士として働きづめ、60歳であっさり引退し、その後大学院で哲学を学び始めました。読書家の父ですので、もしやこの本を読んだかな?というくらいいろんな事が一致してましたが。私も理系だったので、なるほど、考え直さねば、と思うところがありました。読んでいて、この人の言うことなら聞いてみよう、と思えるのです。それは筆者が知的生活から得た知識と体験をバランス良い言葉で語ってくれているからでしょうか。具体的な健康についてのアドバイスも多く乗っていましたが、私も筆者を見習って、説得力があるけれども軽やかな語りで、患者様を健康的な生活に導いてあげたいと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年9月24日
- 読了日 : 2012年9月1日
- 本棚登録日 : 2012年9月24日
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