新美南吉童話集 (ハルキ文庫)

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本棚登録 : 216
レビュー : 25
著者 :
tamazusa_doさん  未設定  読み終わった 

「手袋を買いに」は、可愛い子ぎつねの、初めてのおつかいの話。
母ぎつねは、友達がこうむった災難から、人間を恐れている。
「ごん狐」は、悲しい感違いとすれ違い。
私は小学生のとき、感想画を書いた。
「おじいさんのランプ」は、新しいものにケチを付けたがる年寄りへの反発から共感し、やがて取り残されていく者の哀しみを知るが、刻々と変わっていく時代をしなやかに生き抜くたくましさで明るく読み終える、大好きな話だった。

他は、初めて読む作品だったが、大人が主人公のものも含め、説教くささは無いにもかかわらず、何か人生の深いところを語っている気がした。

「こぞうさんのおきょう」は、かわいくて微笑ましい。
この話に出てくる大人は『人間はいいもの』と思えるのである。
だから、こぞうさんも、うさぎにおまんじゅうをわけてあげるのをわすれないのだ。

レビュー投稿日
2016年11月20日
読了日
2016年11月20日
本棚登録日
2016年11月20日
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