鷺と雪 (文春文庫 き 17-7)

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年10月7日発売)
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5

再読






最後の数ページの為に綴られた3冊、9話。
あらためて通して読むと感慨深い。





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まんがいち映像化することがあったなら若月さんは福士誠治に演ってほしい。
英子との出会い(玻璃の天)の時の会話ももちろんのこと、再会した時の山村暮鳥を口ずさむ様とか、なによりクライマックス。あの言葉は福士さんの声でこそ、と思わずにいられない。

なんてことを考えて読んでいたら、再登場時の人物描写があまりにも福士さんまんまで笑ってしまった。


「野暮な縞を着た人である。着物の趣味ははかばかしくないが、顔立ちはすっきりとして眼に力がある」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2012年11月4日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年11月23日

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コメント 2件

kickarmさんのコメント
2013/01/30

たまさん、教えて下さい。
読む順番は、1冊目「街の灯」、2冊目「玻璃の天」、3冊目「鷺と雪」でいいのでしょうか?

た…の人さんのコメント
2013/01/30

> kickarmさん そうです。その順番です。ぜひ読んでみてください。

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