中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河 (岩波文庫)

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本棚登録 : 49
レビュー : 3
著者 :
制作 : 渡辺 興亜 
tanashin0さん 随筆   読み終わった 

中谷宇吉郎(1900-62)の氷雪研究(おもにフィールドワーク)の随筆集です。32歳で雪の研究をはじめ、その4年後には人工雪の生成に成功、38歳ぐらいから執筆活動、40歳ぐらいからフィールドワークも始め、この本にあるだけでも、サハリン、シベリア、満州、アラスカ、カリフォルニア、ハワイ、グリーンランドなどに長期滞在し、果ては北極海を漂流する氷河(氷島)にも降り立っています。すさまじい研究意欲と実行力です。この本だけ読むと、物理学者というよりは冒険家です。その文章から漂う高い教養とある種貴族的な物腰は、この時代の科学者に対して僕がもつイメージの原型となっています。

レビュー投稿日
2011年8月11日
読了日
2011年8月11日
本棚登録日
2011年8月11日
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