身体化された心―仏教思想からのエナクティブ・アプローチ

  • 工作舎 (2001年8月10日発売)
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本棚登録 : 184
感想 : 8

(2007/1/14)

感想は・・・・・評価難しいです.

ヴァレラは例のオートポイエーシスの提唱者でしてシステム科学的には重要人物であることは確かなのですが,

この書ではよれ哲学的な視点から認知主義の問題などを語っていますが,

とくに西洋思想の中に仏教思想をとりいれることで克服を目指したのは分かるのですが,

まとまりきっていません.



しかし,科学的探求の中で不問に伏されている諸問題をクリアに見せるという面では中盤は確かにいいかんじです.

ただ,”昔の人”であるので,内容については現在の知能研究に基づけばもう少し進んだ見方ができるのではないかと

思う面もありました.


エナクティブ認知科学といった言葉を提唱しているのですが,本書からは,
それがどれ程の破壊力を持った探求手法なのかが伝わって来がたいのは残念です.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年12月31日
読了日 : 2007年1月14日
本棚登録日 : 2014年12月31日

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