映画が印象的だったので、すっかりそのキャストで読む。
主人公の二階堂ふみちゃん、素晴らしかった!!
隣に住む男・市毛役は長谷川博己さんでしたが・・・ちょとやらしすぎですわ。別の人がよかったなー(笑)
戦争末期の東京ー空襲に怯えながらの不安な思いと日々の暮らし。市井の人々には、戦争末期とかわからないですもんね・・・。
19歳の健康な主人公の、自分は愛も知らずに空襲で死んでしまうのだろうかという、やり場のない思い。
隣家には妻子を疎開させ、自分はいつ召集されて死ぬかと怯える38歳の銀行員の男。戦時下にありながら、いや戦時下だからこそ、その思いは切実だったんだろうなぁ・・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年10月18日
- 読了日 : 2015年10月18日
- 本棚登録日 : 2015年10月18日
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