ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)

3.19
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本棚登録 : 641
レビュー : 129
著者 :
制作 : いとう のいぢ 
tartarousさん ライトノベル   読み終わった 

普段ライトノベルを読まない人が、これを読んで「ラノベってこんなの何だ」と思ってしまっていたら、非常に遺憾。

高い評価をつけている人たちはきっと作者のファンなんでしょう。
「いかにも筒井康孝らしい作品である」とか、反対に「筒井康孝が(良い意味で)こんなの書くなんて!」みたいなコメントをちらほら見かけます。
そういう感想を否定するつもりはないです。本がその中身の文章だけでなく、作者のキャリアやプロフィールも含めて評価されることはよくあることだし。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。

作者名を伏せてこの作品を読んだとき、はたして面白いと感じる人がどれだけいるでしょう。

美少女主人公が生物部で生殖について研究してて、やっぱ人間の生殖について調べたいわー、とかそういう話。後半は何故か未来へ行って巨大化したカマキリと戦うSFに。

仮にも時間移動を使った話なら、そのへんの設定はきちんとしておいてほしかった。
「そのへんは宇宙の自然修復機構がうまくやってくれるんだよ」
……って説明放棄しちゃったよおい。

あと下品な性描写が気に入らん。ラノベのエロは、ギャグなら思春期男子の妄想の範囲でやるか、シリアスなら非現実的なくらいグロく露骨に描写するか。どっちにしろ行為そのものに至るとかありえないし、ましてその場面をことさら煽るように描くとかどうなんですかね。

まああれですよ。コミケとかで売ってるいとうのいぢの同人イラスト集、あれに文章がおまけでついていると思えば、それなりの価値はあるんじゃないですかね。

レビュー投稿日
2012年9月2日
読了日
2012年9月2日
本棚登録日
2012年9月2日
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